眞各山宗泉寺

眞各山宗泉寺(そうせんじ)は、奈良県高市郡高取町上子島にある天台宗の寺院である。
元禄11年(1698)に高取藩四代藩主 植村家敬(いえゆき)公の発願により、藩主下屋敷を改修して菩提寺、祈願所として建立された。
本尊は阿弥陀如来である。
寺号は、初代藩主家政の父 家次の戒名「正覚院殿一山宗泉大居士」から名付けられた。
創建以来幕末まで隆盛していたが、明治維新の廃藩置県と神仏分離、廃仏毀釈運動により衰退した。
第二次世界大戦後に中興され、本堂をはじめとする寺観を整えて、現在に至っている。

高取藩主 植村氏 歴代藩主墓所

本堂裏には、歴代藩主墓所がある。→ 高野山 大和高取藩 植村家供養塔
植村氏は徳川家の譜代家臣で、徳川と称する前の松平氏、三河安祥城の一城主以来の家臣で「安祥七譜代」(あんじょうしちふだい)と呼ばれる最古参の家臣である。
家康の祖父の代から身辺警護に仕え、その忠節を称えられて、代々の藩主名に家康の「家」の字を賜った。
戦国時代に当主の早逝、また家康嫡男 信康の切腹によって流浪を余儀なくされるなどしたため、徳川幕府成立時の身分は旗本に留まったが、
三代将軍家光によって高取藩2万5千石の藩主として取り立てられた。
周辺の天領(幕府直轄地)の管理も併せて約10万石をまかされ、「難治の地」大和国また吉野の抑えとして、明治維新まで転封されることなく植村氏の統治が続いた。



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