須佐神社

須佐神社は、和歌山県有田市にある神社である。
祭神は、素戔嗚尊(すさのおのみこと)で、和銅6年(713)に大和の国から勧請されたのが始まりと伝えられている。
古来、海の守護神として、また祭神の勇猛な性質から剣難除(災難除)の神として朝廷や武家、庶民からの尊崇も篤く、江戸時代には藩主徳川家の累代崇敬社として崇められた。

参道横には本居宣長歌碑がある。
寛政6年(1794)11月本居宣長が当社に詣で詠んだ次の歌が、宣長の真筆で刻されている。
  いたけるの神のしきます
  紀の国といはふかぶろの
  神の宮これ
紀の国を治めた五十猛命の親神素戔嗚尊を祀っているのは、この宮であるとの意味で、「かぶろ」とは御親のことである。

毎年10月14日に行われる「千田まつり」(有田市指定文化財)は、1300年以上の歴史があり、神紋である夏桃を配した装束に身を包んだ勇壮な男衆を一目見ようと見物人が訪れて賑わう。
祭典終了後、浜で神前に供えた鯛を櫓の上から投げ落とし、参加者が奪い合う様子は大変迫力がある。

有吉佐和子の小説「有田川」で、主人公の千代が、生涯の伴侶となる貫太と須佐神社に参詣する約束をした場所として描かれている。
「嫁をとるなら糸我の会式、婿が欲しけりゃ千田祭」と謳われている。

JR紀勢本線箕島駅下車徒歩40分。参拝者用の無料駐車場がある。



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