魔尼宝山 瀧谷寺

魔尼宝山 瀧谷寺(たきだんじ)は、福井県坂井市三国町滝谷(たきだに)にある真言宗智山(ちさん)派の寺院である。
本尊は、泰澄大師作と伝えられる薬師如来である。
寺伝によると、南北朝の永和元年(1375)、紀州 根来寺の学頭 睿憲(えいけん)が創建したという。
当時、この地を支配していた奈良大乗院が寺領五百石を寄進し伽藍の造営を助け、以来この地の土豪堀江氏、福井藩主松平氏、丸岡藩主有馬氏らの厚い崇敬を受けた。
寺宝として、金銅毛彫宝相華文馨(けぼりほうぞうげもんけい)(国宝)、絹本着色地蔵菩薩図像(国重要文化財)、天之図(国重要文化財)などを有する。
安島(あんとう)沖合いの雄島(おしま)の三保明神(みほみょうじん)(大湊神社祭神)等を祀る鎮守堂は、国の重要文化財となっている。
境内の山水庭園は、昭和4年に国指定名勝に指定されている。
宝物殿から竜泉庭に至る遊歩道沿いには、高浜虚子、伊藤柏翆、森田愛子句碑がある。
JR北陸本線あわら温泉駅から車で20分。参拝者用の無料駐車場がある。



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