天智天皇山科陵(御廟野古墳)

天智天皇山科陵(御廟野古墳)は、京都市山科区御陵上御廟野町にある。
入口には、日本で初めて漏刻(水時計)を設け、時を告げさせたという天智天皇(てんじてんのう)の故事にちなんで、石製の日時計が置かれている。
山科盆地北の鏡山南麓に築かれた上円下方墳である。
上円部は、八角形で、下方部は南側を2段に築成しており、上円部対辺長42m、高さ8m、下方部一辺約70mである。
八角形の墳形は、天皇陵にのみ許された形とされている。→ 八角墳と天皇陵
御廟野古墳とも呼ばれ、宮内庁により「天智天皇 山科陵」に治定されている。

延喜式諸陵寮には、「山科陵 近江大津宮御宇天智天皇、在山城国宇治郡、兆域東西十四町、陵戸六烟」とあり、「続日本紀」文武天皇三年一〇月一三日条・同二〇日条に「山科山陵」の名が記されている。

万葉集巻二に、次の額田王の歌がある。
 山科御陵より退き散くる時、額田王の作る歌一首
やすみしし わご大君のかしこきや 御陵仕ふる山科の 鏡の山に 
夜はも 夜のことごと 昼はも日のことごと
哭のみを 泣きつつ在りてや ももしきの 大宮人は 去き別れなむ

京都市営地下鉄東西線御陵駅下車、徒歩5分。



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