米一丸の塔   米一丸地蔵尊

米一丸の塔は、福岡市東区箱崎6丁目にある。
文治年間(1185年-1186年)、米一丸は主であった京の一条殿から、博多に入質している太刀を取り戻すように命じられた。
しかしこれは、米一丸の美しい妻を奪うために一条殿が仕掛けた罠で、博多を訪れた米一丸は夜討ちに遭い、箱崎まで逃れるものの、力つきて自害した。
1821年に書かれた「筑前名所図会」には、米一丸討死の図が描かれている。
この塔は、花崗岩製で高さ4.2メートルの九重の石塔で、鎌倉末期(1300年代初頭)の作と推定されており、福岡県の指定文化財となっている。
塔の南東には、米一丸地蔵尊があり、堂内に米一丸と妻の位牌が安置されている。
JR鹿児島本線箱崎駅下車、徒歩10分。→ 筑前博多米一丸供養塔(和歌山県高野山)


TOP PAGE  観光カレンダー
TOP PAGE  观光最佳时期(旅游日历)