法隆寺

法隆寺は、奈良県生駒郡斑鳩町にある聖徳宗総本山の寺院である。
飛鳥時代の姿を現在に伝える世界最古の木造建築として広く知られており、1993年に日本で最初に世界遺産に登録された。
創建の由来は、用明天皇が病気平癒のため寺と仏像を造ることを誓願したが、実現を見ないまま亡くなったため、推古天皇と聖徳太子が遺志を継いで、607年に法隆寺と本尊「薬師如来」を建立したものである。
法隆寺は、塔、金堂を中心とする西院伽藍と夢殿を中心とする東院伽藍に分けられる。
広さ18万7千㎡の境内は、国史跡に指定されており、国宝(建造物18件、彫刻17件、工芸品3件計38件)、重要文化財に指定されているものが約190件、点数にして2300余点がある。
2021年には、聖徳太子の1400年御遠忌(ごおんき)を迎える。
JR大和路線法隆寺駅から奈良交通バスで法隆寺門前バス停下車すぐ。南大門付近に有料の駐車場がある。



聖霊会 (大会式) (小会式)

聖霊会(しょうりょうえ)は、聖徳太子の遺徳をたたえ供養する最も重要な法要である。
現在、10年に一度、大講堂前で行われる大規模な法会「大会式」と、毎年聖徳太子の命日にあたる3月22日に聖霊院で行われる「小会式」がある。
奈良時代の天平20年(748)に始まったとされ、室町時代には最盛期を迎え、応永元年(1394)~天正年間末(1591)までの約200年の間に130回行われたと記録に残っている。
大会式(だいえしき)は、「四箇(しか)法要(唄匿(ばいのく)、散華、梵音(ぼんのん)、錫杖(しゃくじょう))」の形式で、舞楽が奉納されることから「舞楽法要」とも呼ばれている。
上宮王院から会場の大講堂前の特設舞台まで、古式豊かな行列が進む。
近年では、節目となる10年、50年、100年ごとに大規模な法会が行われ、次回は2021年の聖徳太子1400年御遠忌となる。
小会式(しょうえしき)は、「二箇(にか)法要(唄匿、散華)」の形式と、「聖徳太子讃嘆講式(さんたんこうしき)」や「伽陀(かだ)(声明)」、「太子和讃」を唱える「管絃講」で、「管絃法要」「お会式」とも呼ばれている。



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