棺掛桜

棺掛桜(かんがけさくら)は、和歌山県高野山の奥の院にある。
弘法大師入定7年後の承和9年(842年)に第52代嵯峨天皇(786年-842年)が崩御した。
御棺を京都嵯峨野に安置したところ、高野山から天人が輿とともに降り来り、
御棺を担いで、高野山壇上伽藍近くの山上に奉安したという。
弘法大師は、禅定から出て、弟子の実恵、真然らとともに天皇を荼毘に付し、
その御骨を覚鑁坂の西に納め、この桜を植えたと伝えられる。
嵯峨天皇の御陵(嵯峨山上陵)は、京都市右京区北嵯峨にある。
南海高野線高野山駅からバスで、奥の院前下車、徒歩5分。


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