白鳳山 松林寺

白鳳山 松林寺は、大阪府河内長野市松ヶ丘中町にある真言律宗の寺院である。
鎌倉時代中期、興正菩薩と称された叡尊が草庵を結んだことに始まる。
その後、廃寺となっていたが、宝永7年(1710)上岩瀬村出身の僧 秀栄が復興した。
不動堂は、天明7年(1781)第四世光實和尚が建立したと伝えられている。

寺宝として、両界曼荼羅図一対(河内長野市指定文化財)を有している。
金剛界、胎蔵界の種子曼荼羅図で、恵忍和尚の求めに応じて、浄厳和尚が授筆奉写したものである。
江戸時代中期の名僧として知られる浄厳和尚は、延命寺を再興した僧で梵語の大家として、晩年は江戸に招かれて、将軍徳川綱吉の帰依を得ていた。→ 僧 浄厳の墓
境内のカイズカイブキは、独特の枝ぶりで、河内長野市が緑のシンボルとして未来に残すため保護樹木に指定されている。



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