丹波篠山 松平(形原)家供養塔は、和歌山県高野山奥の院34町石南西にある。
織田信長墓所の西側斜面上の段にあり、下総佐倉松平家供養塔に隣接している。
史跡金剛峯寺境内(奥院地区)大名墓総合調査報告書によると、当地墓所には大型五輪塔3基、小型五輪塔2基、方形墓標1基があり、石鳥居上の扁額には、忠岸院、大安院、淨光院と刻されている。
大型五輪塔3基は、
中央が大安院、丹波篠山藩初代藩主 松平康信供養塔、
東側が忠岸院、丹波篠山藩2代藩主 松平典信供養塔、
西側が淨光院、丹波篠山藩3代藩主 松平信利供養塔である。
松平康信(1600-1682)は、下総佐倉藩主松平家信の次男として生まれ、兄が早世したため嫡子となり、寛永15年(1638)下総佐倉藩主となった。
摂津高槻藩を経て、慶安2年(1649)丹波篠山藩主松平(形原(かたのはら))家初代となった。
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