山城淀藩 石川義孝霊屋は、和歌山県高野山奥の院２１町石西北にある。
奥の院参道から小田原北条家墓所に登る参道の西側に位置する。
内部には、五輪塔が一基据えられ、地輪には次のように刻されている。
義孝院殿日意□位
（梵字）
石川主殿頭源義孝
石川義孝(1659-1710)は、山城淀藩初代藩主 石川憲之の次男として誕生した。→ 伊勢亀山 石川家供養塔
長兄の昌能、その長男の勝之ともに早逝したため、宝永３年父の隠居により家督を継ぎ、山城淀藩第２代藩主となった。
宝永７年に５２歳で死去し、養嗣子の総慶（勝之の子）が家督を継いだ。
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