神田応其池

神田応其池は、和歌山県かつらぎ町にある。
神田地蔵堂の東側に小さな池があり、池を開いた応其上人にちなんで神田応其池と呼ばれている。
神田(こうだ)は、当地が丹生都比売神社に供える米を作る場所に定められたために名付けられた。
安土桃山時代に、木食応其として知られた応其上人が、稲作の便を図ってみずからため池を開き、
水神、祈雨神である善女竜王を池の半島に祀ったと伝えられている。 → 応其上人ゆかりの地
紀伊国名所図会には、次のように記されている。
〇応其池  梵字岩より一町。神田村の内にあり。応其上人の造るところなり。
山元晃氏によると、応其池にはウツギ(ウノハナ)の咲く前に見事なフジの花が咲き、池面にその美しい姿を映すという。(「高野山町石道の草木花と寄り道」)
→ 高野山町石道を登る



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