子嶋山子嶋寺

子嶋山子嶋寺は、奈良県高市郡高取町観音寺にある真言宗御室派の寺院である。
本尊は大日如来を祀っている。
当初は、子嶋山(こじまやま)寺、平安時代中期以降は観覚寺、江戸時代には子嶋山千寿(せんじゅ)院と称した。
創建については諸説あるが、寺伝によると孝謙・桓武天皇の病を癒した報恩大徳により、天平勝宝4年(752)に開かれたという。
2世延鎮(えんちん)の時に、寺は隆盛を極め、延鎮が征夷大将軍坂上田村麻呂と親しく、京都の東山に清水寺を建てて、当寺の支坊とした。
21坊の伽藍を誇った時期もあったが、明治維新後、廃仏毀釈で衰退した。
その後、有志の尽力で庫裏が再建され、山門は高取城二の門が移築された。
寺宝として、子島曼荼羅の名で有名な「紺彩地金銀泥絵両界曼荼羅図(こんあやじきんぎんでいえりょうかいまんだらず)」
2幅(国宝、奈良国立博物館寄託)を有する。
両界曼荼羅は、日本三大曼陀羅の一つとして知られており、当寺には4分の一の大きさのレプリカがある。
また、平安時代前期の木造十一面観音立像(国重要文化財、東京国立博物館寄託)も寺宝として知られる。
謡曲「田村」の発祥の地である。
近鉄吉野線壺阪山駅下車、徒歩10分。境内東側約50mに参拝者用駐車場がある。



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