二月堂良弁杉

二月堂良弁(ろうべん)杉は、奈良市東大寺にある。
東大寺開山の祖、初代別当である「良弁」の幼時の伝説がある。
良弁がまだ幼いころに鷲に連れ去られ、春日神社まで運ばれた。
たまたま通りかかった義淵僧正に救われ、育てられて、良弁は名僧となった。
のちに母の刻んだ観世音菩薩像を身に着けていた縁で、母子は再開し、良弁は孝行したと伝わる。
この杉は、昭和時代に植えられたもので、杉前の石碑には、良弁杉植樹の由来が記されている。→ 良弁ゆかりの地
明治時代に作られた浄瑠璃義太夫節に「二月堂良弁杉の由来」があり、文楽、歌舞伎、浪曲で上演される。→ 高野山奥の院 豊澤團平墓所


TOP PAGE  観光カレンダー
TOP PAGE  观光最佳时期(旅游日历)