光明山 乗律院 西光寺は、福井市にある寺院である。
延徳元年(1489)、一乗谷当主 朝倉貞景の発願により内ケ国(現 次郎丸町)に創建された。
開山は、天台真盛宗 宗祖で近江坂本の西教寺開祖の真盛である。
天正10年(1582)北ノ庄主 柴田勝家が福井発展のため現在地に移築し菩提寺とした。(移転時期は諸説あり)
当地には、柴田勝家と妻お市の方の墓所がある。
慶長年間 山中山代の守長俊の創建によるもので、勝家、お市の方、勝豊(勝家の甥で丸岡城城主)及び勝家の一子 作次郎の墓が合祀されている。
墓所に隣接して、里程元票が建立されている。
柴田勝家が足羽川に築いた九十九橋は、半木半石の奇橋として知られ、南側半分は石材を使い、北側半分は木材を使用して造られた。
これは水流の強弱によって石と木を使い分けたとも、また敵の攻撃を阻止する軍略上の策とも言われている。
明治42年(1909)7月鉄筋橋に改葬された際、その橋桁で里程元票を作り、橋に建立されたが、後に勝家公の遺徳を顕彰するため、菩提所である当寺で保存することになった。
境内には、柴田勝家公資料館があり、馬印や念持仏、北庄城時代の鬼瓦などが保存されている。
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