泉州岸和田松平家供養塔

泉州岸和田松平家供養塔は、和歌山県高野山奥の院23町石北東にある。
阿波徳島蜂須賀家供養塔伊達政宗供養塔の中間に位置する。
石鳥居の扁額には長安院と刻されている。
墓所は玉垣に囲まれ、大型五輪塔2基、中型五輪塔3基などの石塔がある。
史跡金剛峯寺境内(奥院地区)大名墓総合調査報告書によると、
岸和田藩初代松平康重、岸和田藩2代・浜田藩初代松平康映、浜田藩3代松平康員などの供養塔がある。
中央の大型五輪塔は、長安院 松平康重供養塔である。
松平康重(1568-1640)は、江戸時代前期の大名である。
松井忠次(松平康親)が徳川家家臣として、松平姓を賜り、長男の松平康重が、父のあと駿河三枚橋城主となった。
その後、武蔵寄西(きさい)、常陸笠間城、丹波八上城、丹波篠山城を経て、元和5年(1619)和泉岸和田藩主松平家初代(6万石)となっている。



TOP PAGE  観光カレンダー
TOP PAGE  观光最佳时期(旅游日历)