養源院

養源院は、京都市東山区にある浄土真宗遣迎院(けんごういん)派(もと天台宗)の寺院である。俗に桃山御殿と呼ばれる。
本尊は阿弥陀如来である。
文禄3年(1954)豊臣秀吉の側室淀殿が、亡父浅井長政(1545-1573)の菩提を弔うため、二十一回忌に建立した。
開山は、比叡山の高僧であった長政の従弟 成伯法印(浅井石見守亮親の二男)で、寺名は長政の法名(養源院天英宗清)をとって、養源院とした。
その後火災で焼失したため、元和7年(1621)淀殿の妹で徳川秀忠の正室 お江(崇源院)が、伏見城の遺構を用いて再興した。
本堂(客殿)の廊下の上の天井は、「血天井」と呼ばれている。
慶長5年(1600)8月に、伏見城の戦いが行われ、石田三成などの軍勢に討ち取られる直前に、徳川方の鳥居元忠らの武士が伏見城内廊下で自刃し、その兵士らの血で染まった板を天井に上げて残されている。
後水尾天皇の中宮 東福門院和子(秀忠の五女)が、お江の七回忌の年に秀忠が亡くなったので、両親の大きな位牌を祀り、兄の徳川家光が亡くなった時も位牌を安置しており、以降徳川(歴代)将軍の位牌所となった。
平成28年に、本堂(客殿)、護摩堂、中門、鐘楼堂が国の重要文化財に指定された。
本堂(客殿)には、俵屋宗達の描いた障壁画(「岩に老松図」「麒麟」「白象」「唐獅子」)がある。
京都市バス博物館三十三間堂前下車、徒歩3分。



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